ながとえぼる氏のぱーふぇくとダブる講座

ぽっけものこと書いてく予定

〔全国ダブル〕【グドラのCは】ジャパンカップ参加構築雨パ【グロスと同値】

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結果から言うとこの構築は失敗でした。主な反省点としてはメガネ霊獣ボルトのめざ飛の一貫が防げていないこととドリュウズズルズキンで見たい範囲が被っていたことです。

雨ミラーに非常に薄いパーティーですがジャパンカップでは柚樹雨やR雨スイッチが非常に多く毎回苦戦を強いられました。あの辺りはきちんとメタって置かなければなりませんね。

対スタン、砂ではラティオスランドロス、みがわりトリトドン辺りが非常に重かったです。

霰には一見薄そうに見えますが、初手にニョログドラを出してグドラでノオーが出てくるのに合わせてりゅうせいぐんを打っておけば何とかなりました。霰はどうにも龍技が一貫しやすいようですね。

 

ポケモン技1技2技3技4持ち物特性
ニョロトノ ねっとう れいとうビーム てだすけ まもる オボンのみ あめふらし
キングドラ りゅうせいぐん りゅうのはどう ハイドロポンプ だくりゅう こだわりメガネ すいすい
ドリュウズ ドリルライナー アイアンヘッド いわなだれ まもる きあいのタスキ かたやぶり
ボルトロス(霊獣) かみなり ボルトチェンジ めざめるパワー(飛行) くさむすび こだわりスカーフ ちくでん
モロバレル ギガドレイン キノコのほうし いかりのこな まもる くろいてっきゅう さいせいりょく
ズルズキン ドレインパンチ かみくだく ストーンエッジ れいとうパンチ こだわりハチマキ いかく

 

個別解説

ニョロトノ

196-×-103-118-147-95

前回の流用。滅びの歌はキングドラの瞬間火力を高めるためにてだすけに変更しました。

ひかえめCSニョロトノのステマを非常に受けているのですが、今回は前回の天候を取ることに拘らす他のメンツで高打点を叩きだし殴っていくパーティーと違い最終的にキングドラの水技の一貫を取ると言うコンセプトのため天候合戦に投げていかなければならず、耐久に振った個体での運用を余儀なくされた。

 

キングドラ

151-×-115-161-115-137

ひかえめCS個体にメガネを持たせ強引に水技の一貫を取ろうという今回のコンセプトのポケモンです。最終的にだくりゅう連打で勝てる形に持っていきたいため後ろに控えさせて最後の場面まで大事に取っておく立ち回りが多かったですが、初手に投げて11交換などを狙っていく立ち回りももっと必要だったのではないかと思います。

 

ドリュウズ

186-205-80-×-85-140

H実数値だけを見るとなんとも心強く頼もしいのですが、使ってみるとこれが非常に脆かったです。技構成に関しては周りが浮いているポケモンが少ないためドリルライナー、先制技で縛られやすいポケモンのためまもるまでは確定とし、霰に対して選出した時に役割を持ちやすいように且つ最悪の場合怯みゲーを展開するためにアイアンヘッドを入れ、最後はじしんとライナーの両立も魅力的でしたが、ウルガモスボルトロス等に打点を持ちたかったためいわなだれを入れました。

鋼タイプなのにりゅうせいぐんに受け出しした際次のターンのりゅうせいぐんで縛られるという事案が発生することが非常に多かったため、幾分か他の努力値をDに割くべきだと強く感じました。

主に相手のランドロスを重くした最大の原因です。また上に書いたようにズルズキンと範囲が被っているため選出率が非常に低かったです。

如何とも言い難い使い心地でしたが、型破りドリュウズが非常に刺さっているパーティーも多く見たため別の形で活かせるようにまたの機会に考えたいです。

 

ボルトロス

155-×-90-196-100-168

前回の流用その2.おくびょうめざ飛個体。しかしジャパンカップの環境ではめざ飛よりめざ氷の方が圧倒的に刺さっていましたね。

かみなりを打とうというところから始まりほろびを相手にすることや砂相手に天候合戦をする際のためにボルトチェンジを入れたいとなり、水技の一貫を作ると言うコンセプトのためトリトドンの処理を早めたいと思いくさむすびを入れ、腐りにくいよう攻撃範囲を更に広げたいと考えめざ飛を入れたところでまもるが入る技スぺがないことに気が付き拘らせることを決めましたが、メガネをグドラに取られていたのでスカーフに決定。

スカーフにすることで相手のスカーフランドロスのエッジからや、スカーフバンギラス等から逃げたり、スカーフユキノオーに上からめざ飛を打てたりなど全体的に相手のスカーフに対して非常に強くなり、相手のスカーフを考慮せずに強気に動けました。

 

モロバレル

219-×-102-105-135-31

全体的に重めになってしまったトリパメタと雨ミラーの際のために入れたポケモン

逆に言うとトリパと雨以外にはほとんど選出しませんでしたが、さいせいりょくという特性から考えるとむしろ天候の取り合いとなり交代が多くなる対砂にももっと積極的に選出していってもよかったかも知れません。

鉄球にしたのはステマに屈したのもありますが、オボンはニョロトノに取られており、ヘドロは個人的にはダブルではあまり強くないと考えているのとさいせいりょくという回復ソースが既にあるため回復アイテムは必要ないと判断し、やはりトリパを見るには相手より早く動きたいという考えからです。

ちなみにvogel君からのもらいもので色違いです。

 

ズルズキン

172-154-136-×-137-79

柚樹さんやRさんの雨パのステマの結晶です。以前しんちょうで作った際にはなんとも火力不足に悩まされたためハチマキを持って火力を強化したいと思っていました。

パーティーに入って来たのは最後で、ニョログドドリボルトバレルまで決まっていたところでナットレイの処理が出来てバランスとしては物理が良くて、クレセリアに強いポケモンで、薄めの耐久をごまかせる威嚇持ちが望ましいと思っていたところ条件に一致するのがこの子でした。

鉢巻であることで不意を突きたいと思っていても初手に出すとねこを警戒されて意表をついて倒そうにも守られてしまうことが非常に多かったので、まもるでこちらが拘らされてしまうことが多く展開が読みづらくなることが多かったです。

また穏やかボルトロスを1撃で倒すためのストーンエッジボルトロスの処理はドリュウズボルトロスで行うことが多かったため非常に腐った技スぺとなっていました。

結局拘りとねこだましがないことで動きづらい場面も多く、まもるは必要ないにしてもねこだましの必要性は感じたので、たつじんのおびを持たせ、エッジをねこだましに変更するのが無難かと感じました。冷凍パンチは相手のモロバレルに打つことが多く、またランドロスボーマンダ等にも打つ機会はあったので必要な技でした。

 

 

ジャパンカップは最高レート1720最終レートは1608と散々な結果でいいとこなしでした。

全体的に非常にレベルが高かったこともありますが、やはり構築が万全の状態で臨めなかったため思うように立ち回れず、大会序盤では連敗からスタートして40戦してようやく1500に復帰するなど非常に苦しみました。

公式大会を本気で臨むなら大会前にしっかりと自信のいく構築を練るだけでなくスタートダッシュを決めるため十分に練習してパーティーを回してから参加するべきだなと痛感しました。

失敗ばかりの構築でしたが学ぶことは多かったのできちんと胸に刻み込んで次の構築に取り掛かっていきたいと思います。ジャパンカップで疲れたのでしばらく全国ダブルはやらなくてもいいとも思っていますが。

 

追記ですが、近々GSトリプルについての考察記事を書いていきたいと思います。