【全国ダブル】雨偽装太鼓暗示トリパ【MDC優勝】
最近ポケモンモチベ低いなーと思い、MDCに出場することで自らのモチベを奮い上げようということでMDCに参加してきました。地雷構築勢なので数人発狂させられればいいなとエロゲをプレイしながら参加していたらなんか優勝できてしまいました。自分でも困惑してます。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ニョロトノ | たきのぼり | かわらわり | はらだいこ | まもる | オボンのみ | あめふらし |
キングドラ | りゅうせいぐん | だくりゅう | ハイドロポンプ | まもる | いのちのたま | すいすい |
クレセリア | しねんのずつき | じこあんじ | しんぴのまもり | トリックルーム | ラムのみ | ふゆう |
メタグロス | バレットパンチ | しねんのずつき | アームハンマー | じこあんじ | シュカのみ | クリアボディ |
ボルトロス(霊獣) | かみなり | ボルトチェンジ | めざめるパワー(飛行) | くさむすび | こだわりメガネ | ちくでん |
モロバレル | ギガドレイン | キノコのほうし | いかりのこな | まもる | だっしゅつボタン | さいせいりょく |
個別解説
196-139-95-×-122-67
今回の構築の要です。
キングドラは天候ありきですし、クレセリアも太鼓暗示ありきの型になってしまったので実質的にこのポケモンの選出は確定しています。
腹太鼓から暗示を決めるまでは丁重に扱いトリル下で殴り続けた後はA6段階上昇を捨てて一旦引いて天候を取りに行く立ち回りの勇気なども時には必要になったりします。が、基本はやはりトリル下で上から殴っていきます。腹太鼓後はクレセリアやメタグロス等高耐久ポケモンも等倍たきのぼりでなんなく落とせますし、ラティオスですら落とせる超火力ですので上からこの火力を放てる状況を維持し続ければまず負けはありません。
孵化・育成するのはやや面倒でしたが、それに見合うだけの活躍と楽しみを見せてくれました。
151-×-115-161-115-137
なんのことはないひかえめCS珠キングドラです。
ダブルダメだくりゅう耐えのポケモンも最近は多くなったことや、トリルが切れた後の登場で場の制圧等ハイドロポンプの瞬間火力が欲しい場面があるかと思いみがわりを切って思考停止で打てるだくりゅうと絶対的な火力を出せるハイドロポンプを両立しました。
・クレセリア
227-134-140-×-150-81
この構築の要その2です。
ゆうかんダークボール色クレセリアをよしこりおさん(twitterID:@yoshikolio)にお借りしました。色クレセリアということで相手に対して太鼓暗示用の物理クレセリアだと看破されない効果を存分に発揮したのではないかと思います。
トリル要員として非常に重宝し、能力変化をメタグロスにつなげる暗示要員としても使いました。
しんぴのまもりはトリルを決めるとなるとトリル後にモロバレルに上からほうしを打たれることやキノガッサのほうしなどでトリルを止められることがいやだったこと、腹太鼓をした後ボルトロスで悪戯威張るをしてくる相手が確実にいること、不意のほのおのからだ、おにび等の状態異常による事故を防ぐために入れました。本来は恩返しの入る技スぺだったので、ズルズキンやサザンドラ、クレセリアやラティオス辺りに対して打点がなくなり動かしづらい場面はありましたが、しんぴを入れていてよかったと思える場面も多くここは正解だったかと思います。実は懐かせるのが面倒だったというのと人から借りたポケモンを懐かせるのはなんだかNTRみたいでいやだなと抵抗感があっただけなのですが。
余談ですが、MDCトーナメント中はこのクレセリア育成をする時にタウリンを投与し忘れていたようで努力値を100振り損ねたまま出場していたようです。なのでAの実値は上記した134ではなく、119で使用していたという笑い話です。
187-176--150-×-137-68
太鼓暗示のフィニッシャー。理想としては威嚇等を入れられることなくA6段階上昇の能力変化をじこあんじし、バレットパンチで相手を全て上から縛り散らすという状況ですが、流石にそのような立ち回りは滅多に出来ませんでした。
技構成はじこあんじとバレットパンチは確定として、パーティー構成からナットレイに薄かったためアームハンマーを採用、最後の枠としてじしん、いわなだれ、しねんのずつきなどから選択となった。思考停止で打てる全体技が欲しかったのも事実だが、ニョロトノの技構成がかわらわりとれいとうパンチの選択肢の部分をかわらわりにしたため、モロバレルへの打点が減り、パーティー全体でもう一つ打点が欲しかったためしねんのずつきにしました。
・ボルトロス(霊獣)
155-×-90-196-100-168
特に言うことはない、これまでも流用してきたおくびょうめざ飛ボルト。
電気の一貫性を抑える目的と、キングドラ以外のトリルが切れた後に登場し場の制圧を考えるポケモンとして入れたため、高火力で上から縛り倒すことを目的として火力の底上げのためメガネを持たせました。
219-×-102-105-135-31
予想以上に活躍したポケモンでした。
個体自体は流用でしたが、持ち物を特性のさいせいりょくともシナジーがあり、一発受けてから腹太鼓要員であるニョロトノを安全に登場させることが出来るだっしゅつボタンを採用し、これが非常に強かったです。一度死にかけになったはずのポケモンが半分近くの体力を持って再び元気に場に登場すれば相手も流石にげんなりしたのではないでしょうか。
いかりのこなでクレセリアが集中で落とされてトリックルームを貼ることを阻止されることをなくし、そのままトリル下でギミックを発動させる状況を整えることが出来、非常に立ち回りが楽でした。
また、対他天候において終盤までだっしゅつボタンが残っていれば裏からニョロトノを引いて裏から投げることなどで1ターンで天候を取り、そのまま押し切れるなど天候合戦で1手先を取り易くなる点も評価が高かったです。
・まとめ
パッと見では物理1特殊3サポート2とバランスが悪いパーティーに見えるので普通の雨をうまく偽装で来ているか不安でしたが、概ねうまくいき満足でした。
太鼓暗示のギミックに頼り過ぎていますが、本来は他の勝ち筋も作れるパーティーとして作りたかったかなと思っていました。
環境としてなのか、太鼓暗示ギミック以前にトリルが非常に刺さっていたと思うので、ガッチガチのトリパを作ってみるのも一興かと思いました。
最後に
ゆうかんクレセリアを貸してくださったよしこさんに本当に感謝の言葉を捧げたいです。
偶然にもMDC優勝できてしまったので、チャンピオン決定戦も恥ずかしくない試合を出来るよう頑張りたいと思います。